ケース会議に参加しました。

2009年04月22日

朝からケース会議と言うものに参加してきました。
障害者就労継続支援施設にとってのケース会議とは、就労が困難な障害者の方が今後どうして行けば一番いい進路なのかを、行政とか僕ら施設とか医療機関とかが集まって包括的に考える場です。

今日も以前にうちの施設に見学に来られた方のケース会議だったのでその方の事を色々思い出して、うちのサービス管理責任者と話をしてから行ったんですよね。

ま、難しいです。

今時のご時勢、健常者ですら職が無い人が多くてハローワークがパンクしてるって言う状態で、まして障害を持った方々が一般就労となると・・・。
難しすぎます。
そんな訳で我々施設に話が来るのですね。
いいのか悪いのか・・・。

ご時勢的に就労先が無いから施設に行けば・・・って話は悲しいです。
本来、障害を持っていても一般就労できるだけの力がある人まで、施設に来てしまうんですから。
もちろん仕方の無い話です。
ただ、健常者は職が無ければ、下手をすれば生きることが困難になる人もいる。
障害者は少ないながらも障害年金をもらって、職が無ければ施設に行けばいいってのは・・・。

もちろん、一般就労できる力のある人の話です。
一般就労は難しいし、施設にすら受け入れ拒否をされる重度な障害の方もいるので、施設を選ぶ事自体は悪くないし、それが施設の存在意義だけど・・・。

不況とかご時勢だから、とかそう言った事に流されて就職率が健常者に比べてさらに落ち込むってのは考え物だな、と思うんですよね。
僕がココで何を書いても始まらないけど。

やっぱり障害者は就職が不利なんだ、それが今のところは現実だ。
それはそれで受け止めなきゃな。
だから、事業をもっともっと考えまくって、障害者の出来る事、または、当事者から意見が出て事業を発展させる事を進めていかなきゃいけないなぁって思った。

はぁ・・・今日のケース会議で相手のお母さんに行くところが無いって泣かれましてね・・・。
うちに来てもらうつもりではいるけど、満足のいく待遇にできないのが辛くて、やるせない思いで会議を終わったんで。
やっぱ、ちゃんと一般就労できるといいよね・・・。

はぁ・・・難しいなぁ。

タグ :障害者就労


Posted by じゃんがら at 22:37Comments(0)日記