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障害者の和太鼓グループが出演へ
栗東芸術文化会館開館10年記念

　滋賀県栗東市を拠点にする障害者の和太鼓グループ「ＴＡＯ」が、３日午後２時から同市の栗東芸術文化会館さきらで行われる開館１０周年記念コンサートに出演することになり、練習に励んでいる。

　■３日、コンサート

　ＴＡＯは１９９２年に結成され、ダウン症や自閉症の小学生から３０代までの約２０人が毎週１回、栗東市荒張にある練習場で活動している。メンバーは同市内をはじめ湖南地域や京都からも集まっている。

　当日はメンバー１０人が、ＴＡＯを指導する整体師中川仁太郎さん（６６）＝同市綣８丁目＝の和太鼓グループ「雷太鼓」とともに、オリジナル曲「虹」を披露する。中川さんは「障害があっても素晴らしい演奏ができる。一つになった迫力ある演奏を楽しんでほしい」と話す。

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