滋賀から世界へ/海を渡る障害者アート・上

2010年03月18日

滋賀から世界へ/海を渡る障害者アート・上

 フランスのパリ市立アル・サン・ピエール美術館で、日本人作家63人の912点を集めた障害者アートの企画展「アール・ブリュット・ジャポネ展」が24日から始まる。これほど多くの日本人作家が海外で紹介されるのは初めて。出展する県内の作家の創作活動や、企画展を支える人たちの思いを紹介する。(安田琢典)

【創作の世界へ没入】

 真っ白な画用紙を見ると、思わず笑みがこぼれてくる。

 「赤いスカート」。木村茜さん(26)はそう言って、リズミカルに太字の油性フェルトペンで何層にも色を重ねていく。

 描き終わるまでの時間は、わずか3分。その後も立て続けに10枚以上の絵を描いた。題材は注射器やスリッパ、卓球のラケットなどさまざま。いずれも単色で描く。

 木村さんが織りなす曲線は画板にはみ出ることもある。時折、ペンが一カ所にとどまり濃い色を生みだしていく。その不思議な曲線が、アル・サン・ピエール美術館のマーティン・ルザリア館長の目にとまった。

 「絵を描くのは楽しい?」。鼻歌交じりの木村さんに聞いてみた。

 「もちろん」。即座に答えが返ってきた。

 木村さんのそばで、畑名祐孝(ひろ・たか)さん(33)がじっと考え込んでいた。しばらくすると「今日は鳥にする」と言って、おもむろに墨汁と木工用ボンドを混ぜ始めた。畑名さん特製の絵の具づくりだ。

 下絵にはこの絵の具を必ず使う。乾かしてからクレヨンとパステルを使って着色する。1日に描くのは最大2枚。主なテーマは鳥と東京タワーだ。

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Posted by じゃんがら at 20:01│Comments(0)ニュース
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