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Posted by 滋賀咲くブログ at

難病ALS闘病、亡き母と娘

2010年02月25日

二人三脚で紡いだ涙の詩歌集刊行 難病ALS闘病、亡き母と娘

 眼は口の代はりとなりて物を言ふ透明文字盤境に語る-。全身の筋肉が動かなくなる難病「筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)」で滋賀県内の病院に入院した女性が、透明文字盤を駆使して多くの詩や短歌を作り、80歳で昨年、この世を去った。看病する娘が、母の目が追う文字を一つずつ拾い、文を構成した。母子二人三脚で紡いだ作品は、詩歌集「いてほしい」として、このほど刊行された。
 著者は、東近江市の病院で亡くなった岡本美代子さん。鳥取市で詩や俳句の創作にいそしんでいたが、2007年7月、娘の口分田(くもで)真紀子さん=野洲市=がいる滋賀県内の病院でALSと診断された。進行は早く、数カ月後には会話もできなくなった。
 我が身体石になりゆく思ひして難病棟に粉雪の降る
 意思疎通には、アクリル板を升目に仕切り、ひらがなを記した文字盤が必要になった。20代から創作を続ける美代子さんは、毎日看病に訪れる真紀子さんと文字盤を挟んで向き合った。升目の文字に目の焦点を合わせ、対面の真紀子さんがその文字を拾い、正しければ美代子さんがまばたきをする。漢字変換や仮名遣いにもこだわり、一日10首ペースで作品を生み出した。
 これ以上生きてはならんと思ひつつ娘の来る時間ひたぶるに待つ
 二人の作業は、治療法のない難病と向き合う現実との闘いだった。30分おきの体位交換、胃に空けた穴からの栄養摂取、3カ月ごとの転院。互いに泣きながら文字を追い、10カ月で311首の短歌を残した。闘病生活は1年半に及んだ。

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タグ :障害福祉


Posted by じゃんがら at 20:16Comments(0)ニュース