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Posted by 滋賀咲くブログ at

ノンステップバス 事業者は方法の工夫を

2009年04月28日

現場から記者リポート:ノンステップバス 事業者は方法の工夫を /滋賀

 ◇坂道を理由に乗車を断られた車椅子の学生
 ◇利用者は頻繁に乗車して運転手と意思疎通を

 昨年11月、大津市内の別々のバス停で、車椅子利用者が乗り降りしやすいよう、床面が低く、スロープが出せるノンステップバスに乗ろうとした車椅子の学生2人が運転手から乗車を拒否されたという。バス会社は学生らの抗議を受けて謝罪したうえで、「停留所に十分なスペースがなく、坂道にもなっているため、事故になれば大変なことになると思った」などと説明した。障害のある人が公共交通機関を利用するためには、どのような課題があるのかを探った。

 ◆乗車拒否

 草津市の龍谷大大学院生の女性(24)は昨年11月下旬、大津市内のバス停で、友人と約1キロ南の同大へ向かうバスを待っていた。友人らに近くのショッピングセンターで誕生日を祝ってもらった帰り道。当時は道路が混雑しており、約20分後、やっとノンステップバスが止まった。

 運転手に「乗せてください」と頼んだが、答えは「ここでは、車椅子の人は乗られへんことになっている」。再度頼むと、目の前でドアを閉め、走り去った。女性は仕方なく友人に車椅子を押してもらい、約20分かけて大学に戻った。到着すると、構内のバス乗り場に同じ運転手がいた。乗車を断った理由を聞くと、「坂になっていて危ないから」。女性は「停留所があるのだから、普通に乗せてほしかった」と話す。

 大津市の同大3年の女性(20)は同月上旬、市内の実習先へ向かうため、友人と大学構内のバス乗り場にいた。ノンステップバスが運行していない時間だったが、思いがけずバスが来たという。運転手に乗せてくれるよう頼んだが、「無理です」と断られた。結局、友人に車椅子をたたんでもらい、手を貸してもらって乗った。

 ◆抗議と対応

 2人は同月下旬、バス会社に抗議文を出した。同社は2人に謝罪し、大学院生に対しては、「(現場には)十分な駐車スペースがなく、坂道にもなっている。お客様の安全を第一に考え、やむなくお断りした」と説明。もう1人には、「該当時刻には、毎日、車椅子に対応していない車両が運行している。日時などの記憶間違えはないのか」と回答した。女性は「講義や実習の時間を考えると、記憶違いはない」と憤る。

 2人は大学にも乗車拒否を伝え、今年1月、大学教授や職員、同社幹部を交えて話し合いをした。大学側は同社に社員教育の徹底を依頼した。また、今年3月下旬、車椅子の学生らに、バス利用の際は事前に事務部へ伝えるよう求めた。同社に乗車時間を把握してもらうためという。

 同社は取材に「運転手の説明が不十分だった」としつつ、「停留所の環境問題は独自では解決できない」と主張。「車椅子利用者の乗降には幅約1・5メートルのスペースが必要で、バスの幅(約2・5メートル)を考えると、約4メートルは欲しい。該当のバス停は片側1車線の道路沿いにあり、以前から改修を要望していたが、道路管理者の協力がないと、バス停の形状変更はできない」と話す。今回の件を受け、同様のバス停の移動も検討しているという。

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タグ :障害福祉


Posted by じゃんがら at 22:12Comments(0)ニュース